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N2単語帳

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N2 免れる まぬがれる
責任や罰、危険などを受けずに済むこと。「免」は許す・取り除く意で、本来避けがたいものから逃れる状態を表す。「処分を免れる」「危険を免れる」「責任を免れる」「死を免れる」のように、本来であれば受けるはずだった不利益から外れる場面で使う。「まぬかれる」とも読み、現代ではどちらの読みも用いられる。同じ漢字を使った「免じる」(役職を解く、許す)とは意味が異なる。
N2, N3 真似 まね
imitation。他の人のやり方をそのとおりにすること。「先生の発音を真似する」。
N2, N3 招く まねく
客として呼ぶ。「パーティーに招く」。「誤解を招く」のように、よくない結果を引き起こす意味でも使う。
N2 麻痺 まひ
神経や筋肉の働きが失われ、感覚や運動ができなくなること。「麻」「痺」ともにしびれる意の字で、合わせて感覚や動きが奪われた状態を表す。医学的には脳卒中・神経損傷などによって体の一部が動かなくなる症状を指し、「半身麻痺」「顔面麻痺」「下肢の麻痺」のように使う。比喩的に「交通麻痺」「機能麻痺」「都市機能の麻痺」のように、組織や仕組みが正常に動かなくなる意でも使う。また、「感覚が麻痺する」のように、繰り返しによって感受性が鈍る意でも用いる。
N2 間引く まびく
密集したものから一部を抜き取って、残りの育ちや効率を良くすること。本来は農業用語で、密に生えた野菜の苗を一部抜いて間隔を空け、残った苗が大きく育つようにする作業を指す。「大根を間引く」のように使うのが原義。そこから比喩的に、「人員を間引く」「運行本数を間引く」のように、過密な状態から一部を取り除いて全体を効率化する意でも使う。鉄道・バスの運行を減らす場面でも頻出する。
N2 幻 まぼろし
実際には存在しないのに、見えたり感じたりするもの。本来は「夢や幻覚として現れるが実体のないもの」を指し、「幻を見る」「目の前に幻が現れる」のように使う。そこから比喩的に、「実現することなく終わったもの」「失われて二度と得られないもの」を表す用法へと広がった。「幻のチャンピオン」「幻の名作」「幻の銘酒」「幻に終わる」のように、極めて稀少で手に入りにくいもの、あるいは存在が伝説的なものを表す文脈で頻出する。
N2 丸暗記 まるあんき
意味や理由を考えずに、文章や数式などをそのままの形で覚えること。「公式を丸暗記する」「教科書を丸暗記する」のように使う。頭の「丸」は「まるごと・全部」の意味で、「丸写し」「丸覚え」も同じ組み立て方をする。単に「暗記」と言う場合と違い、内容を理解していないという否定的な見方をこめて使うこともある。
N2 丸々 まるまる
完全に、そっくり全部、という意味の副詞。同じ語を重ねた畳語で、量や状態の完全さ・余すところのなさを強調する。「丸々一週間休む」「丸々一冊を読み終える」のように、ある単位がそのまま全部にわたることを表す用法と、「丸々太った赤ん坊」「丸々と肥える」のように、ふっくらと丸みを帯びている様子を表す用法がある。前者は副詞、後者は「丸々と〜」の形で副詞的に用いる。
N2 稀 まれ
めったに起こらないこと、ほとんどないこと。頻度の低さや珍しさを表し、「稀な現象」「稀に見る才能」「ごく稀に」「稀にしか起こらない」のように使う。形容動詞として「稀な〜」、副詞的に「稀に〜」の両方の形で用いる。「希」とも書き、こちらも一般的な表記。書き言葉的でやや硬い語で、日常会話の「めったに」より文章寄りの場面で使われる。肯定・否定どちらの事柄にも用いるが、「稀に見る才能」のように肯定的な評価を強調する用法も多い。
N2 満喫 まんきつ
満足するまで、十分に味わい楽しむこと。
N2 満場 まんじょう
会場にいる人全員のこと。「満」は満ちる、「場」はその場の意で、合わせて「その場にいる人で会場が満たされている状態」、転じて「その場の全員」を表す。「満場一致」「満場の拍手」「満場が沸く」のように、会場全体が一つの反応を示す文脈で使う。会議・式典・劇場・議会などの公的な場面で多く用いられる書き言葉的な語で、日常会話で人数を表す場合には使わない。
N2 慢性 まんせい
症状や状態が長く続いて、なかなか変わらないこと。「慢」は時間がかかる・だらだら続く意。元は医学用語で、急に発症する「急性」と対をなして長期にわたって持続する病気を指す。比喩的に「慢性的な人手不足」「慢性的な渋滞」「慢性の赤字」のように、社会現象や組織の問題が長期にわたって解決されない状態にも使う。多くは「慢性的な」の形で形容動詞として用いられ、否定的な含みを持つ。
N2, N3 満足 まんぞく
satisfaction。望みがかなって、心が満ち足りること。「結果に満足する」。対義語は「不満」。
N2, N5 磨く みがく
polish; brush。こすってきれいにすること。「歯を磨く」。
N2 見込み みこみ
これから先こうなるだろうという予想や、期待できる可能性。
N2 未熟 みじゅく
果実などが十分に熟していないこと。また、技術や経験が十分でないこと。
N2 密接 みっせつ
つながりが深く、切り離せないほど近い関係にあること。
N2, N3 見つめる みつめる
目を離さずに、じっと見る。「相手の目を見つめる」。
N2 見通し みとおし
遠くまで見渡すこと。また、これから先の成り行きを予想すること。
N2 見なす みなす
実際にはそうでないものを、そうであると判断したり扱ったりすること。「AをBと見なす」の形で使い、客観的にはAでありながら、判断・規則・便宜上はBとして扱うことを表す。「欠席を遅刻と見なす」「返答がない場合は同意と見なす」のように使う。法律・規則・契約・学術的定義などの文脈で頻出し、形式上の同一視・擬制を表す硬い語。事実の認定ではなく、人為的な判断による「そう扱う」というニュアンスを含む。
N2 見習い みならい
先輩のやり方を見て学びながら仕事を覚える初心者のこと。また、そうした立場や期間そのもの。動詞「見習う」の連用形からできた名詞で、職業訓練・徒弟制度的な学習段階を指す。「見習い職人」「見習い期間」「見習い中の身」のように使う。料理人・大工・職人・看護師など、実地で技術を身につける職種で頻出する語。一般的な「初心者」よりも、特定の職業や組織における正式な訓練段階を指すニュアンスが強い。
N2 峰 みね
山の頂上付近の、高くなった部分。山の最も高い部分や、稜線上に連なる尾根を指す。「山の峰」「峰々が連なる」「峰を越える」のように使う。山岳・登山の文脈で頻出する語で、「山頂」がピンポイントの頂点を指すのに対し、「峰」は山頂を含むその周辺の高まりを広く指す。比喩的に刀の背の部分(刃の反対側)も「峰」と呼び、「峰打ち」のように使う。書き言葉的・文語的な響きを持つ語。
N2, N3 実る みのる
草木に実がなる。「稲が実る」。「努力が実る」のように、よい結果が出る意味でも使う。
N2 見晴らし みはらし
高い場所などから遠くを広く見渡せること。また、そのときに目に入る景色。「晴らす」は遮るものをなくす意で、視界が開けて遠くまで見通せる状態を表す。「見晴らしの良い場所」「見晴らしが利く」「見晴らし台」のように使う。建物・地形・観光地などについて、眺望の良さを評価する文脈で頻出する。「眺め」と意味が近いが、「見晴らし」は視界の広さ・遠さに重点がある。
N2, N3 見本 みほん
sample。手本や例として見せる物。「商品の見本」。
N2 見物 みもの
見る価値のあるもの、見ておもしろいもの。「今年の決勝戦は見物だ」「彼の慌てぶりは見物だった」のように、これから見ればおもしろいはずだ、という予想をこめて言うことが多い。同じ「見物」を「けんぶつ」と読むと、めずらしいものや有名なものを見に行くことを表す別の語になる。
N2 魅了 みりょう
人の心を強く引きつけて夢中にさせること。「魅」は人の心を奪う、「了」は完全に〜する意で、合わせて「心を完全に捕らえる」状態を表す。美しさ・才能・演技・人柄など、肯定的に評価される対象について使い、「観客を魅了する」「歌声に魅了される」のように、能動・受動どちらの形でも用いる。「魅惑」と意味は近いが、「魅了」は妖しさ・誘惑のニュアンスが薄く、純粋な賛嘆として用いられる点で異なる。
N2, N5 見る みる
see。目でものごとをとらえること。
N2 未練 みれん
諦めきれず、心が残ること。失った人・物・機会などに対して、まだ思いや愛着を残している状態を指す。「練」は「練り上げる」「練り続ける」の意で、過去への思いを断ち切れずにいる心の状態を表す。「未練がある」「未練を残す」「未練を断ち切る」「未練たらしい」のように使う。失恋・退職・敗北など、すでに区切りがついたはずの事柄に心が引き戻される文脈で頻出する。
N2 無我夢中 むがむちゅう
自分のことを忘れるほど、何かに完全に没頭する様子。「無我」(自分を忘れる)と「夢中」(夢の中にいるように熱中する)を重ねた四字熟語で、同じ趣旨の語を畳ねて没頭の度合いを強調する。「無我夢中で逃げる」「無我夢中で取り組む」「無我夢中になって戦う」のように使う。危機的状況で必死になっている場面と、楽しさや興奮で我を忘れている場面の両方で用いられ、自分のことを顧みる余裕がないほど一つのことに集中している状態を表す。
N2 報いる むくいる
受けた行いに対して、それに見合う返しをすること。
N2, N3 向ける むける
その方向に顔や物を向かせる。「カメラを向ける」。「注意を向ける」のように、気持ちや関心をそちらに動かす意味でも使う。顔や物をその方に動かすのが「向ける」、顔や体がその方を向くのが「向く」で、「顔を右に向ける」に対して「右を向く」のように使い分ける。
N2 無効 むこう
効力や効果がないこと。
N2, N5 向こう むこう
over there; the other side。自分から見て、遠くのほう。「川の向こう」。
N2 蒸し暑い むしあつい
湿気が多くて暑い。「蒸し暑い夜」。
N2 矛盾 むじゅん
二つの物事のつじつまが合わず、くい違っていること。
N2, N5 難しい むずかしい
difficult。かんたんにはできないこと。はんたいは「易しい」。
N2, N3 結ぶ むすぶ
ひもなどをつなぎ合わせて留める。「くつのひもを結ぶ」。「契約を結ぶ」のように、約束や関係を成立させる意味でも使う。
N2, N4 娘 むすめ
自分の女の子ども。
N2, N3 夢中 むちゅう
他のことを忘れるほど、一つのことに熱中すること。「ゲームに夢中になる」。
N2 空しい むなしい
内容や中身がなく、価値や意義が感じられない様子。本来は「中が空(から)である」の意で、そこから「実質を伴わない」「報われない」というニュアンスへと広がった。努力や期待が報われなかったときの感情を表す用法が代表的で、「空しい努力」「空しく終わる」「空しい気持ち」のように使う。また、人生や存在の意味を見失った状態を表す哲学的・文学的な文脈でも頻出する。「虚しい」とも書き、現代ではこちらの表記も一般的。
N2 無念 むねん
望んでいたことが叶わず、悔しく残念に思う気持ち。本来は仏教語で「雑念のない状態」を意味したが、現代では「望みが達せられず、心残りで悔しい」意で用いる。「無念の涙」「無念を晴らす」「無念の思い」「無念な最期」のように、強い悔しさを表す文脈で使う。試合・勝負・人生の節目など、努力や望みが報われなかった場面で頻出する硬い語。単なる「残念」より感情の強さが大きく、悔恨を伴うニュアンスがある。
N2 無闇 むやみ
よく考えずに、むやみやたらに行動する様子。「闇」は本来「暗くて先が見えない」意で、「先のことを考えずに突き進む」のニュアンスを含む。多くは「無闇に」の形で副詞的に使い、「無闇に動く」「無闇に信じる」「無闇に薬を飲む」のように、軽率さ・無分別さを批判する文脈で用いる。重ねた「無闇やたらに」の形でも頻出し、さらに無分別さを強調する。否定的な評価を含む書き言葉的な語。
N2〜N4 無理 むり
できないこと。がんばりすぎて体に悪いようすでも使う。「無理をする」。
N2, N5 目 め
eye。ものを見るための、体の部分。
N2 明確 めいかく
はっきりしていて、まぎれがないこと。
N2 銘柄 めいがら
商品や株式などの名称、ブランド名のこと。「銘」は刻まれた名・固有の名、「柄」は品目・種類の意で、合わせて「固有の名で識別される品目」を表す。「人気銘柄」「優良銘柄」「お気に入りの銘柄」のように使う。日常的にはタバコ・酒・米などの商品ブランドを指す用法と、株式市場で取引される個別の株式を指す用法が代表的。商標や品目の固有名として、他と識別する意識が強い語。
N2 名目 めいもく
表向きに掲げられた理由・名義のこと。「名」は表向きの名前、「目」は項目・名目の意で、合わせて「表面上の名」を表す。実態と建前が食い違う場面で多く使われ、「会議という名目で集まる」「名目上は休暇だが実際には仕事をしている」のように、本来の目的を覆い隠す口実を指すことが多い。「名目上」「名目だけ」「〜という名目で」の形で慣用的に用いられる。経済分野では「名目賃金」「名目GDP」のように、物価変動を反映する前の表面的な数値という意でも使い、「実質」と対をなす。
N2 名誉 めいよ
すぐれていると世間から認められ、高く評価されること。また、その誇り。
N2 恵まれる めぐまれる
よい条件や環境を与えられ、幸運な状態にあること。

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